農林水産大臣賞を受賞してから、早2年が経ちました。地域を元気にする「獣がい対策」の推進に向けて、2020年は新たなステージに突入です。以下は、2年前の市長日記から。
先日(平成30年2月16日)の市長日記でお伝えしたとおり、篠山市の鳥獣被害対策の取組みが全国的に認められ、平成29年度鳥獣被害対策優良活動表彰で、農林水産大臣賞を受賞しました。
大臣表彰ですから、1番なのです。
2月27日の表彰式には、西潟さん(篠山市自治会、猟友会、農協などで構成する協議会代表)、鈴木克哉さん(NPO法人里地里山問題研究所の代表、市の獣害に強い集落作り支援員)とともに、農林水産省に出向きました。
特にサル被害対策について、一群のオトナメスの数を維持し、増えた数は駆除してサルの適正数を管理していることや、電気柵やサル追い犬、サルメールなど、あらゆる方法で被害防止を図っていることが、先進的で高く評価されました。
これまで、ふるさと一番会議などで、よく怒られたりしましたが、これで胸を張って、農家の方とともにとりくみます。
鈴木さん、清野さん(農都政策官)が、専門的知識をもとに対策を考え、住民にも粘り強く説明してまわっていただいたことが、大変大きいと思います。
篠山市は、この賞の受賞を励みに、これからも一層被害対策を推進し、一方で野生動物との共生もはかることができる農都篠山を目指します。