【獣害対策の目的は】
12(日)の夜は、昨年度から新温泉町の鳥獣対策サポーター派遣事業で獣害対策をご一緒させていただいた春来区で、報告会でした。
事業の範囲を越えて行ったクラウドファンディングの結果や、今年行った集落内の電気柵管理状況調査の結果について報告し、今後の対策にむけた提案を行いました。
地域では当初は電気柵の効果に懐疑的でしたが、クラファンで多くの方のご支援いただき、3つの圃場を電気柵で完璧に守ることができました。電気柵はやはり間隔と電圧が重要であることが改めて確認できたと思いますし、地域での理解も深まったと思います。
しかし、今回成功した獣害対策はあくまで経過です。
獣害対策とは「手段」であって、その先に本来の「目的」があるはずです。
クラファンではみなさんに支援を呼びかけるときに、募集サイトではクラファンを「きっかけ」に実現したいこととして、
↓の3つを掲げました。
①「そばだけじゃない」自然豊かで、美味しい農産物にあふれた「春来」の良さをPRしたい
②「春」が「来る」のを待つ村。山菜をもう一度みんなでわかちあう!
③「みんなの自慢」の春来を未来に継承したい(そのための関係人口を創る!)
最後に、クラファンで支援いただいた皆さまからの温かい応援メッセージを紹介しました。
https://camp-fire.jp/projects/432442/backers#menu
すでに、「目的」に対して多くの方の共感・応援を得ています。今回の取組をきっかけに「みんなの自慢」の春来を未来に継承するための取組につなげていただければとてもうれしいです。