【小学生と取り組む獣がいプロジェクト】
5月18日、小雨が降ったりやんだりの中、大山小学校の5、6年生とスイカ栽培の後、自動撮影カメラを設置しました!
「どんな動物が映ると思う?」と聞いてみると、結構みんないろんな動物のことを知っています!が、あまり名前があがって来ないけど、実はよく出没している動物も・・・。
野生動物がどこからどんなふうにやって来るか想像してもらいながら、どこにカメラをどんな角度で設置すればよいか、自分たちで考えて実行してもらいました!
さて、どんな動物が映るかな?
次回6/11(金)は篠山の野生動物や獣害のことを、これまで撮り溜めた動画や写真などを使って授業で解説していきます。そして、6/14(金)は、いよいよスイカを守るための対策の実施をみんなでやってみます!
【これまでの経緯と目指すこと】
大山小学校ではふるさと教育として、5、6年生が地域の特産品である大山スイカの栽培に取り組んでいます。ところが、せっかく栽培しても鳥獣害にあってしまい、なかなか収穫までできない状況になっているとのことです。昨年は全滅だったとか。
そこで、こどもたちに収穫の喜び、美味しい大山スイカを味わってもらいたいということで、相談があり、大山小学校と大山振興会と丹波篠山市とさともんの4者で協力して取り組むことになりました。
このプロジェクトでは、以下のことを目指して支援していきます。
①自動撮影カメラを設置して、子どもたち自らどんな野生動物が生息しているか調べてもらう。動物種が判定できるようになる。
②丹波篠山市の獣害の問題や農村の課題を知ってもらう
③簡便かつ安価にスイカを守る方法を小学生自ら実証して、同様に特産品のスイカ被害に困っている地域の方にも紹介できるようにする
④小学生も自ら学び、体験し、地域に貢献する。丹波篠山の「獣がい対策」をPRする(第4回獣がいフォーラムで発表する等)。
小学生にも獣がい対策に関わってもらう良い機会!大山の美味しいスイカをみんなで味わえるように支援していきたいと思います