【お知らせ】株式会社野生動物保護管理事務所と業務提携を締結しました

2025年5月14日、特定非営利活動法人里地里山問題研究所(さともん)は、株式会社野生動物保護管理事務所(WMO)と業務提携を締結いたしました。
本提携は、両者が持つ資源と知見を活かし、鳥獣被害対策を軸とした地域支援を協働で進めていくことを目的としたものです。特に「関係人口の増加」や「地域支援の普及方針の検討」など、持続可能な農村地域づくりの実現に向けて、多角的に取り組んでまいります。

今回の提携に基づき、株式会社野生動物保護管理事務所より職員1名が、令和7年5月23日より約2か月間、さともんに出向しております。出向期間中は、さともんが取り組む地域資源を活かしたプロジェクトや、鳥獣被害対策の現場活動を通じて、実践的な知識と経験の共有を図ります。
さともんは、「獣がい対策で農村の未来を創る」という理念のもと、多様な人材や団体との連携を通じて、獣害を単なる被害ではなく“地域を元気にするきっかけ”と捉えた新しいアプローチを推進しています。
このたび、野生動物の管理・保全に関する専門性をもち、全国規模で実績をもつ株式会社野生動物保護管理事務所(WMO)との業務提携を結んだことで、丹波篠山におけるモデル実践をさらに深化させるとともに、その成果やノウハウを全国へと発信・展開していく体制について検討を進めていきたいと思います。
今回の提携は、地域に根ざした取組をベースに、持続可能な地域づくりのモデルを広く社会へ届けていくための重要なステップだと考えています。
今後とも、地域と共に歩む「獣がい対策」の実践にご注目ください。