黒豆のこれまでの生長の過程をまとめてみました
苗植え後に恵の雨!
さともんの畑で苗植えを行ったのが6/15-16日。
篠山では、6月中旬頃に苗植えを行います。しかし、今年は梅雨入りが遅く、畑はカラカラ。
日中の暑さで、植えたばかりの苗も夕方には萎れて、心配していたのですが、
苗植え後の夜に雨が降り、苗は水分を得て復活 お天道様にさっそく感謝する幕開けとなりました。
黒豆の生長を見比べてみると
その後の、黒豆の生長は以下のとおり。写真で見比べてみると、日を追うごとにどんどん大きくなっているのが分かります。畑を訪れるたびに、一回りずつ大きく育っていく黒豆を確認すると、とてもうれしい気持ちになります。
この2か月ほどで、↓こんなに大きくなりました。もう畝間の谷が見えないほど、小さなお子さんだと背丈が隠れてしまうほどに大きくなっています。
「苦労豆」と呼ばれる黒豆栽培
しかし、黒豆は勝手に大きく育っているのではありません。
黒豆とともに勢いよく生えてくる雑草刈り。成長を促す肥料やり、土寄せ、害虫防除、獣害対策・・・と様々な作業があります。
今年からはさともんの黒豆ファミリー・オーナーの黒豆畑を管理してくれているのは、沖勝徳さん。
黒豆オーナー制度が始まった初期の頃から、オーナー/ファミリーとして継続して参加してくれていて、近年では黒豆畑の近くにも拠点を設け、2地域居住で新規就農。今では地域でも指折りに熱心に黒豆農家です。
黒豆栽培には、「苦労豆」と言われるほど、さまざまな作業や苦労があります。
たとえば、↑の写真のように、7月初旬には本葉3枚ごろ、初生葉の下が隠れるくらいまで土寄せを行います。そうすれば、根が張り、苗の生長を促進し、倒伏防止にもなります。
この土寄せの作業を2回、すべての苗に対して行います。
雑草対策も大変。豆以上の勢いで伸びてくる草を酷暑の中定期的に草刈りしなければなりません。
今年も酷暑そして極度の水不足
また、今年も猛暑。梅雨明け後、約1か月ほとんど雨が降りませんでした。降ったとしても小雨でお湿り程度。これでは水不足で苗が成長しません。
昨年も同じ状態で、日照りが続き水不足で、黒豆が成長せず不作となってしまいました。
しかし、今年は沖さんがしっかりと水管理を行ってくれて、水路から黒豆畑に水を引き入れる、灌水作業を3回も行ってくれました。
日中の暑い時期に、灌水すると根が温水で傷んでしまうので、夕方畑に水を入れ、早朝に畑から水を抜く作業を行わなくてはいけません。
約1か月雨が降らないので、沖さんはこの作業を3回も実施して、黒豆の十分な水分を与えてくれました。おかげで、水不足の中、黒豆は大きく背丈を伸ばし、たくさん花を付けてくれました。
とくに黒豆は花が咲く時期に、水分が不足するとさやができにくくなり、収穫量が減ってしまうと言われています。灌水作業を経て、8月中旬以降、雨が適度に降っていますので、黒豆に十分な水分を与えられているのではないかと思います。
その他にも、沖さんは、黒豆に病気が発生していないか、害虫の被害を受けていないか、日々こまめに畑を観察し、適切な対処をとって、黒豆のお世話をしてくれています。
おかげで、今のところ黒豆は大きく元気に順調に成長してくれています。
そして、台風がやってくる・・・
ここまで沖さんのお世話により、大きく順調に育っている黒豆。ここで心配なので台風10号です。
当初の予想より進路は南側に変わってきていますが、直撃といっていい動きでとても心配です。
台風対策として倒伏防止のためのロープ張りは7月中に作業を終えていますが、やはり心配です。
ここまで順調に大きく育っている黒豆が大きな被害を受けないように・・・
今回の台風をなんとか無事に乗り越えて欲しい・・・
みんなで祈りましょう!
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