篠山発!「第1回獣がいフォーラム (2日目)

篠山発!『第一回獣がいフォーラム~多様な担い手が未来を創る~』

平成30年12月15日 土曜日 フォーラム2日目がスタート!
 
本日は4種類の体験プログラムを各所で行い
昼食を挟んで集合してアイデアソンを行います!
 
まずは市民センターに集合して受付後それぞれの現場へと向かいます。
体験プログラム4つのコースを順に紹介♪

①~はじめての狩猟体験コース~

篠山市猟友会の銃猟(巻き狩り)に同行して
シカ・イノシシの狩猟活動を見学できるコースです。
昼食は狩猟終了後ジビエコースで作ったカレーを頂きます。
 
まずは集合して篠山猟友会さんからの注意事項など説明を聞きます。
篠山を代表する凄腕の猟師さん達が集まってくださいました。
犬たちもヤル気マンマンです。
 
いざ出猟!

ベテラン猟師さんから獣の足跡などを
見分ける方法などいろいろなお話を聞いて
みなさん待場について猟がスタート!
緊張の瞬間です。
犬を放して獣を追い立てます。
シカ一頭を仕留めました。

②~地域主体の獣害対策の現場をめぐるコース~

サルの位置情報を活用した追い払い、
効果抜群のサル用電気柵、シカ・イノシシ防護柵点検の工夫など
地域主体の獣害対策の現場から学びます。
昼食は地域のお母さんの手づくり料理をいただきます。
まずは公民館に集合して本日の行程の説明を受けた後
公民館の外で地域の方による追い払い方法、道具の説明をしていただきました。
 
実際の対策の現場めぐりがスタート!
各所をめぐりながら地域の方から説明を受けます。みなさん真剣に質問等されています。
効果抜群のおじろ用心棒
シカ柵の見学の様子
現地を回った後は
公民館に戻り、地域のお母さん手作りの昼食をいただきます。
お腹が減りすぎて写真を撮るのを忘れてしまいましたが
山の芋の天ぷら、黒豆ごはん、黒豆味噌を使った野菜たっぷりのお味噌汁
漬物に至るまで全部美味しい…
 
栗を使ったスイーツも絶品でした♪
 
食後はコーヒーを頂きながら
コーディネータの山端教授のお話や動画を鑑賞したり、
 
地域の方への質問コーナーまで濃い内容になりました。
 

③~都市住民参画型「獣がい対策」の現場をめぐるコース~

さともんの「獣害から地域を守る」
丹波篠山黒豆オーナー制度の現場を訪問するコースです。
 
獣がい対策への都市住民の関わりづくりにむけた成果や課題を学びます。
 
まずは公民館で自己紹介

地域の方からも取り組みの経緯などを説明を受けます。
それからスライドでさともんの黒豆オーナー含めた
「獣がい対策で地域を元気にする」ことを目指した活動紹介。
 
その後は黒豆畑の見学です。
この時期はもう畑の黒豆はすべてお正月用の乾燥黒豆のために
収穫終了しているのですが
この日のために1畝だけ残しておいた黒豆の様子を見学していただきました。
鞘の中を見てみると黒く真ん丸になった黒豆が!
10月の枝豆の時期から
だんだんと乾燥して黒く丸くなっていく様子について説明を受けます。
そして黒豆を守るために設置されている電気柵を見学
 
林縁部に設置されているシカ・イノシシの侵入防止のための集落防護柵も見学
 
さらに集落の散策も。
 
 
黒豆乾燥中
 
美味しそうな冬野菜
サルも出る地域なので、おじろ用心棒で
守っています。
 
 
昨日の分科会3のテーマでもあった
柿です。まだこんなに実がなっています。
 
 
本日の地域の案内人である森田さんが運営されている『森の風土』さん
古民家を雰囲気良くリノベーションして一棟貸しで宿泊も可能。
 
看板も素敵です♪
 
 
内装、囲炉裏やレトロな小物に至るまでノスタルジックで風情を感じます。
時の流れがゆるやかに時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
 
 
そしてお昼は。。。
黒豆ごはん!!
 
黒豆大サービスです(笑) 
 
昨夜の懇親会でもぼたん鍋食べましたが
今日も猪肉汁!!
具だくさんで肉も野菜もたっぷり!
お味噌は昨年の黒豆オーナー
で作った自家製の黒豆味噌を使っています。
 
 
 
お腹いっぱい食べて・・・
参加者には黒豆のお土産付きで終了です!

④~プチ解体&ジビエ料理体験コース~

鹿の骨付脚肉を解体し、比較的簡単に調理できるカレーや、
少し手をかけた調理の実演を通して、
ジビエを調理するときの注意点とともにその魅力を解説します。
昼食は自分たちで作ったジビエ料理を食べます。
 
 
 
 
みなさん講師の猟師さんの説明を真剣に聞かれています。
ジビエの取り扱いは牛や豚などの家畜の肉に比べて取り扱いのハードルが高いです。
 
この状態になると美味しそうな感じになってきました。
 
みなさんお腹いっぱいになった後は
午後からは
 

~獣がい対策アイデアソン~

1日目のセッションや午前の体験プログラムで得たものを共有し、
地域を元気にする前向きな獣がい対策や多様な人材が参画できる
場づくりについて参加者全員でアイデアを出しながら
ワークショップ形式で進めていきます。
 
清野コーディネーターの進行で始まります。
 
まずは午前中の体験プログラムの共有です。
 
各班から写真でプログラムの内容を
紹介していきます。
 
 
グループに分かれ
いろんなところでいろいろ意見を出し合い
議論していきます。
 
 
最初の自己紹介。
フォーラムに参加して今思うことなど
お互い報告し合います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は参加者全員集合で記念撮影♪