インターンを終えて

インターンで3月18日から2週間お世話になりました。富山国際大学の宅美博史です。

今までは何となくでしか理解していなかった獣害や、地域固有の文化が少子高齢化や人口減少を通して消え去ろうとしているなど今回のインターンの様々な体験を通して学びました。

実家周辺では猪が出没し、自分の通っている大学では猿を目撃する機会が多く日常生活の中で多く野生動物の話や獣害の話を聞いてきました。ただ文面や写真で知っているではなく、今回のインターンでは地元でも滅多に見ることのない獣害対策の現場や鈴木代表の報告会や研修会を通して学び、経験として自分の記憶に残すことができました。

黒豆畑の整備や川阪集落での活動は、正直見ず知らずの地へ一人で足を運び、「今日から何度か手伝わせてもらいます。お願いします」と勇気のいることでした。しかし、オーナーさんや集落の方々からは温かい歓迎を受け気づいたときには集落がではなく丹波篠山市というそのものに惹かれ、これは絶対に全国へ発信しなければいけないなと感じました。

これからの残りの大学生活や就職活動で本格的に獣害対策に携わる機会は正直多くないと思います。ですが、今回のインターンを通して経験し学んだことは自分にとってとても充実し地域の魅力を改めて見直すいい機会となりました。

一緒に活動をさせてもらいましたオーナーさん、川阪集落の皆さん、そして年度末と忙しい時期にもかかわらずインターンを受け入れて下さったさともんのスタッフの皆さんありがとうございました。