昨日は早朝からおとわの森子育てママフィールド~petit prix~のすぐ裏にある音羽の森の整備作業。移転前のこども園の園児達の遊びと学びの場を作ろうとと10年間、地域で管理されてきた広いこの森もこの8月で地権者との契約が終了となり、活動も終了となります。10年前は森の先が見通せないほど、竹が繁茂し荒れていた森だったそうです。それを地域の皆さんが力を合わせて、自分たちの手で間伐をし、見通しのよいすっきりとした今の森として整備してこられました。おかげで昨日も夏の暑い日でしたが、森の中はとても気持ちいい風が吹いていました。敷地内にある小屋やこの看板も手作りだそうです。
広い森のほとんどの土地は今後は地権者に返ります。この森が持つポテンシャルを考えると、それはとてももったいないことだと思い、こども園の跡地を活用させてもらっている、さともんとしても、なんとか有効に活用していく方法を検討していきたいと思っていましたが、残念ながら諸事情によりそれは現段階では実現できませんでした。
しかし、森の一部の敷地(東屋やトイレがある周辺)については、今後市の管理となり、さともんがその管理を請け負っていくことになります。これまで活用されていた椎茸のほだ木もたくさん受け継がせていただきました。まだまだ新しいほだ木もあってこの秋には椎茸が出てくると思います。朽ちそうな木については、以前あったカブトムシ養殖場を復活させたいと思っています。そのほかにも、やってみたいことはいろいろ出てきそうです。
面積は小さくなりますが、この地域の想いがこもった手作り看板とともに、こどもたちの遊びと学びの森づくりを引き継いでいきたいと思っています。