さく×はた合戦

【さく×はた合戦】

3/12(日)はさく×はた合戦。

シカやイノシシから地域を守るために集落の山際や山中に高さ2mほどの金網柵が設置されていますが、高齢化による人材不足で柵の効果を維持するための点検・補修作業が難しくなっています。

そんな地域を外部人材が楽しみながら応援できるしくみづくりを目指して、丹波篠山市畑地区では、さく×はた合戦が2020年度から開催されています。

この日も地域外から13名ほどの方が参加し、6班に分かれて、地域の方と一緒に柵点検に参加しました。

いつもさともんの活動に参加してくれているメンバーや、企業の方々、初めて丹波篠山に来たという女性の方まで!多様な人材で柵点検に参加。

傾斜の緩急・距離の長短など様々なコース設定ができ、それぞれのコースに「見所」があります。

地域の方といっしょに柵沿いに山歩きをし、いろんなお話をして交流することで、参加者は様々な発見があったようでした。

柵点検後は、キクイモやフキノトウを収穫させていただく特典付き。

畑地区で「獣害から守ったお米」もお土産に。

午後は、今後のさく×はた合戦を考えるワークショップで意見交換。

3グループに分かれて、最初に柵点検の魅力について、意見や感想を出し合ったあと

①はじめての柵点検参加者を増やすために

②柵点検で地域に役立つ人材育成をするには

③さらに畑地区に+αを

という3つのテーマで、各グループで今後にむけたアイデアを出していただきました。

今回のワークショップでまとめていただいたアイデアは今後のベースになっていきそうです!

「もっと長い距離を歩きたかった」

「柵点検にとても大きな可能性を感じる」という声など、たくさんのとても前向きな感想をいただき、とても勇気づけられました。

柵点検は面白い じわじわと浸透しつつあります!

イノシシ目線

獣害柵の点検・補修をどうするかは、多くの地域で共通する課題です。

畑地区でよいモデルづくりをして、他地域にも拡げていきましょう。