昨日は島根県川本町で地域主体のサル追い払い研修を行いました。
今まで町内全体で何群・何頭いるのか分からない状況でしたが、調査を行い群れの分布やGPS発信器を装着して行動の詳細・頭数等を把握して、効率的なサル管理・対策を進めようとしています。
この地域の群れは住民の皆さんの情報によると4-5群いるのでは?ということでしたが、GPS発信器を付けてみた結果、おそらく1群が広範囲に動き回っているであろうことが分かってきました。
この日は、そうした情報をフィードバックしながら、この群れの動きを受信機やアンテナを使って調査したり、位置情報を把握しながら行う効果的な追い払い方法について説明。
みんなで意見交換。群れ動きが視覚化されてくることで、地域のやる気もUPされたようです。
この日実際に群れの調査に行った際、たくさんのサルが集落に出没していて、ハクサイやゆずを食い荒らしていました。田畑をしっかりとサル用電気柵で防除したり、個体数調整をしたり、やるべきことはたくさんありますが、少しずつ対策は進展しています。