Chapter 03 サル位置情報共有システム【サルイチ】

※こちらの製品はGPS等を活用してサルの位置情報を自動で通知するものではありません。群れに発信器を装着した上で、監視員等の調査員が調査した結果を登録し、情報をメール通知や地図情報で共有するシステムです。住民同士の目撃情報をお互いに登録できる仕様にすることも可能です。

サルの位置情報が登録されると・・・

指定した条件(対象の群れ・近くの情報等)に合致した場合メールで連絡!

サルの群れの位置も地図上で場所の確認ができるからわかりやすい!

スマホやパソコンでサルの目撃や調査結果をみんなで共有できる!

 



 


 


〇サル監視員が、サルの群れの位置情報を把握しデータを入力したらすぐにメールで情報をお届け!(大丹波地域サル対策広域協議会では1日2回の調査結果が登録され、必要な情報をメールで住民にお届けしています)

 

〇指定した場所にサルが近づいたらお知らせできる機能
 群れごとに設定が可能です。(2km、4km、6km)
〇サルの移動を矢印で表示が可能!サルの移動状況がわかり、より効果的な対策がとれる!

 

〇地図上で色分けされた詳細な群れの場所が確認できるのでわかりやすい!
〇航空写真に切り替えが可能で、群れの場所をより正確に把握できます。

 

〇過去の出没状況から様々なデータの作成やサルの捕獲オリの設置場所の選定などにも活用できます。

(アンケート結果 回答者96人 回収率76%)

ご利用者の93%に満足いただいています。

 

【行政担当者権限の設定も可能】

行政担当者等、権限を付与したユーザーは、入力項目に応じて日々更新されるデータが自動集計されたグラフを閲覧することができます。たとえばどの集落への出没が多いかなど一目瞭然です(事前の設定が必要)。捕獲檻をどこに設置するか等の参考にも利用できます。

その他群れごとに出没頭数や被害の状況、群れの行動などの調査結果も登録できるので、サルの管理に重要な「群れの加害レベル判定」の指標となるデータが集積できます。データはダウンロードして詳細な分析をすることも可能で、都府県が定める管理計画に反映することができます。

過去データを集積・分析し、今後の対策を検討していけることも「サルイチ」の強みです。

 

農林水産省の鳥獣被害対策の取り組み事例に掲載。

サルイチ導入支援(基本パッケージ)について

さともんでは、地域のサル管理・対策を効果的に進めるための調査・コンサルティング・対策指導等の業務を行っています。その一環として位置情報の共有システムの導入が有効と考えられる場合、サルイチ導入支援を行っています。

◎システム導入基本パッケージには以下の項目が含まれます。
・システム利用ライセンス(5群まで) 6群以上は別途追加費用
・一般ユーザー(住民)登録500名まで
・編集者権限(行政職員等)ユーザー20名まで
・サル生息状況や地域の対策状況にあわせたシステムのカスタマイズ、運用体制についてのコンサルティング等の導入支援(遠隔地の場合オンライン対応となります)
・導入年度内の機能改善費
・タブレット端末(初期セッティングしたもの) 1台(台数追加も可能です。費用別途)

◎以下の経費は基本導入費には含まれません。
・受信器等調査機器に係る費用
・群れの位置情報を調査する人(監視員・巡視員等)を雇用するための人件費の経費
・タブレット端末の通信費
・システム導入支援・コンサルティングを現地で行う場合の旅費
・システム保守料

※特措法交付金ICT新技術活用に相当 定額範囲での対応相談可
※詳しくはご相談ください。他地域での導入事例をふまえてご説明いたします。

以上、ご希望の内容に応じてお見積りさせていただきます。お気軽にご相談ください。

 

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