「獣がいフォーラム」多様な担い手で未来を創る

「第1回 獣がいフォーラム」開催

2018年12月14-15日、丹波篠山市で第1回獣がいフォーラムを「多様な担い手で未来を創る」をテーマに開催し、約200人もの方に参加いただきました。フォーラムの趣旨に沿った全体シンポジウムのほか、3つの分科会、全体ワークショップ、4つの現場体験プログラム、獣がい対策アイデアソンなどの企画を実施し、全国の鳥獣害対策に関わる行政担当者、農業者だけでなく、NPO法人など民間団体、都市住民などの一般市民、丹波篠山市内の飲食店経営者など、獣害の前向きな解決に関心のある、さまざまな立場の方に集まっていただき、自分たちの考えや地域活性化にもつながる今後のアイデアについて、活発な議論が行われました。

全国で初めての「獣がいフォーラム」で歓迎のあいさつをする丹波篠山市長

3つのテーマに別れて 地域主体の獣害対策を

飲食店が柿に有効活用について質問

参加者から熱心な質問

地元篠山鳳鳴高校も参加し、高校生が意見を発表してくれました。

その中で、獣がい対策に取り組む高校生も多数参加し、地域の課題を前向きに解決するための柔軟なアイデアを発表してくれました。

参加者へのアンケート結果からは、

「全国から多様な人が参加された事が会場の化学反応をおこして楽しいものになっていた。高校生とすごせて彼らのパワーに感動でした。

「他都市の対策事例をこと細かく知ることができる良いフォーラムでした。特に黒豆オーナー制度で関係人口を増やす取組はいろいろ戦略立てて行われていて獣がいが逆に資源にすらなっていると感じました。獣がい≠害と理解でき良かったです」

「様々な世代や地域の方々が集まり、”獣がい”というテーマの中で意見を交わせたことは、当所想定していたより非常に良い刺激になりました。高校生の発言の凄さに自分も身を引き締めなくてはと思い直すほどでした」

「多数の参加者で考えることで、より多様な案が出せることを実感しました。やはり立場の違う人が話し合いをすることは大切ですね。」

「地域の人、またその周辺の人を巻き込んだ企画をこのフォーラムを参考に考えていきたい」

などの感想が得られました。

こうした流れから、獣がい対策は多様な参加者によって地域活性化の核になれることを確信しました。

 

第2回獣がいフォーラム」開催と島根県美郷町との連携協定

2019年も引き続き、12月14日、15日丹波篠山市で第2回獣がいフォーラムが開催されました。

そして、第2回獣がいフォーラムを契機に、丹波篠山市と島根県美郷町が「鳥獣害対策及び地域活性化の促進に関する連携協定」を結びました。

2019年の6月にさともんと美郷町が連携協定を結んだのきっかけに、「鳥獣害対策で多様な人材を呼び込み地域を元気にする」という理念が一致する両市町の連携に向けて調整を進めてきました。

協定調印式の後は、酒井市長、嘉戸町長、さともん代表理事の鈴木の3名で鼎談を行い、今後の方向性について議論しました。鼎談の様子は丹波篠山市の広報誌にも掲載されています。

第2回フォーラムでは美郷町の大変すばらしい取組のほか、丹波篠山市内からも集落主体の大変熱心な活動報告や「獣がい対策実践塾」で学んだ高校生たちの企画発表もありました。さっそく丹波篠山市民から、美郷町に視察に行きたいという声があがっていました。
ノウハウや人的交流はじめ、今後いろんなことが進められる可能性が高まってきました。

今後の展開に期待です!

もっと多くの人に関わってもらうために!

「獣がい対策は多様な参加者によって地域活性化の核になれる」

このことを実現するためには、もっと多くの人が集い、多彩なアイデアや技術・知識を持ち寄って、課題解決にむけた具体的な実践活動に発展させていく必要があります。そのためには、こうした考えを広く世間に発信し、共感の輪を広げて、かかわりの場を数多く作っていかなければなりません。

2020年に実施する第3回の獣がいフォーラムではより多くの人に参加してもらい、獣がい対策の新しいムーブメントを興していきます。

「第3回獣がいフォーラム」開催予定は2021年1月11日です。