【大山スイカの現状】
6/12(月)大山小学校で予定していたスイカを守るための柵設置作業が雨天で中止となったので、神戸大学の大学院生の皆さんと、大山地域でスイカ栽培されている生産者を訪問し、大山の特産品のスイカ栽培の状況や、獣害や対策の状況。そして大山のスイカの魅力などについてお聞きしてきました
大山の特産品のスイカ栽培をされている生産者は20人足らずで
もっとも若手でも75歳とか
ちょうど今の時期はスイカの花が咲いて受粉時期だということで
雄花を摘み取り雌花に受粉作業をしているところでした。
たくさんのスイカが植えられている畑の端の方には、キャベツが植えられている畝が
なぜスイカ畑にキャベツ
その答えは・・・モンシロチョウによる受粉を促すためだとか
農家さんの知恵に関心です
雄花と雌花の違い・見分け方や摘果の仕方、栽培方法なども教えていただきました。
大山スイカの魅力・その美味しさ・甘さ
すぐに売り切れるほど人気ですが、生産者が少なく、大量生産はされていないため、出荷は限定的。
地元でしか購入できない幻のスイカとなっています
特産品が生まれるのには理由があって、このあたりの土地がスイカ栽培に適しているとのこと。特に谷の奥のこの畑は土壌がよく、とても美味しい甘いスイカができるということで、個別に指定で注文が入るほど、人気。
しかし山に囲まれているため、狙ってくる鳥獣も多く対策は大変のものになっています。
お話しをお伺いした生産者もあと5年もできるかどうか・・・後継者はいないので、これで終わりになるだろう・・・とのことでした
このままで、地域の特産品のスイカがなくなってしまうかもしれない・・・
高齢化と鳥獣害から特産品を守るために、何か企画を考えていくのが、さともんの役割
翌日に延期になった大山小学校の取組と関連させて、考えていきたいなと思います。