トライやるウィーク3日目です!
本日の午前中は、篠山に生息しているサルの群れの調査に向かいました。
篠山には5群の群れがおり、この群れにはそれぞれ発信機が付けられています。アンテナと受信機を使って発信機からの情報をもとにサルがどの場所を移動しているのかを調査していきます。
今日はこのうち3つの群れがそれぞれ出没する3地域に向かい、サルの居場所と特定する調査を体験しました。
調査をしているとなんと、実際に畑に出てきているサルと遭遇することができました!
サルはとても人に慣れているようで、かなり近距離まで近づいても逃げることなく、結局5メートル程近づかないと逃げませんでした。普段あまり見かけないサルがこんなにも人と近い距離で行動していることはとても驚きでした!
サル調査の後はお昼休憩をはさんで(お昼ご飯は、筱見四十八滝という場所で食べました。涼しく木に囲まれたとても良い所でした。)午後からは、藤坂という集落でサルやコウノトリの写真を撮影されている、長尾さんにお話しを伺いました。
長尾さんは撮影のため長年サルの群れを追いかけていて、とてもサルについて詳しい方で、これまで撮影された写真のいくつかを見せていただく事も出来ました。
サルが農地に来て農作物を食べているシーンや、サルの表情をとらえた写真は初めて見るもので新鮮でした。
そして、最後に藤坂のお隣にある川阪集落で田んぼの草取りを行いました。
この田んぼは除草剤や農薬を使用していないため、手押しの除草機を使い除草しました。
この除草機は操縦が難しく、田んぼの中は足場が悪いので大変でしたが、少しすると慣れて楽しく作業できました。
田んぼの正面にある畑では、スナップエンドウやソラマメの収穫をしました。スナップエンドウは少し時期が遅いため、苦いものもありましたが、甘くて美味しかったです!
野生動物の調査や野菜の収穫をしながら篠山をほぼ一周して、とても充実した一日となりました!