集落にあまる柿の有効活用考察

本日、篠山市矢代集落にて
「集落にありあまる柿の有効活用を考える」イベントを行いました!

前日午後からの雨で今日のお天気も心配だったのですが、
参加者のみなさん
スタッフ
地域のみなさんの願いが通じ、
朝からお天気にも恵まれました。

今回も、まずは自己紹介から。
神戸、大阪、宝塚・・・各都市部からお集まりくださいました。

そして、今回の柿取りは、
「サルより先に!」というのがポイントです!
最近、矢代集落にもサルが出没しているということもあり、
追い払いの実践や、
サルの動きを感知するアンテナの説明などを
地域のみなさんにしていただきました。



いよいよ柿取りに出発です!



子どもたちは途中で甘柿も取らせていただきました!

もちろん、すぐに食べます!笑
無農薬ですから、洗わずに手でゴシゴシして食べます。

公民館に戻り、収穫した渋柿を使って吊るし柿作り!
みなさん、とっても真剣でした!!!

吊るし柿作りが終わったら、
お待ちかねのランチタイムです♡

山の芋の天ぷらに黒豆、大学芋・・・
黒豆味噌を使った山の芋入りのお味噌汁

篠山の特産品でもある山の芋、
栽培するのにはとっても手間暇がかかり、
今時期購入するととっても高級・・・
それをふんだんに使用してくださった贅沢ランチです!

地域のお母さんたちは
「みなさん、こんなものでいいのかしら??」
と不安に思われておりましたが・・・
とんでもございませんッ!
全員が舌鼓を打つ美味しさで、
普段の街場暮らしでは味わうことのできない贅沢な品々です!
ごちそうさまでした!!!

午後は、
参加者・地域のみなさん・スタッフ、
全員でグループワークです。

「何がこの地域ではできるか?」
「どうやったら、ここに人が来てくれるか?」
「何があれば、ここの地域の魅力発信に繋がるか?」
などを、話し合いました。

そして今日参加の子ども6名も、
大人同様にディスカッションタイム。
「ここに来て、どんな遊びがしたいか?」です。

一番付箋の数が多かったのが子どもたちのテーブル。笑

とは言え、大人チームもとっても有意義なディスカッションが
できました。

地域の人が考える「地域のいいところ」「地域の魅力」
参加者の人が考える「地域のいいところ」「地域の魅力」

実はこれら、

「子ども」「農業体験」「参加型教育」

というような網をかぶせると、
ほぼほぼイコールで結ばれる、ということがわかりました。
つまり・・・
地域が魅力として発信していきたいことを
都市部の大人も「魅力的」に感じている。

「子どもを連れてきたい」
「子どもにこんなこと、あんなことを体験させたい」

というわけです。
根底での想いは双方ともに一緒・・・
これを上手く生かしていくことができれば最高ですね!!!

大人たちの意見として子どもたちに
「農業体験」をさせてやりたいと思っているのに対して

子どもたちがしたいと思っていることが、
「農業体験」ではなく
単純に「野山を駆け巡る」系だった
というオチもありますが(笑)、

でもこれも決して遠く離れた話ではなく、
「ここにまた来たい!」と子どもたち自身が思ってくれる
とっても大事な要素だと思います!

農村集落には、切実な課題がたくさんあります・・・
が、都市部のみなさんに応援ししていただけるように、
地域と都市が「win-win関係」で繋がることができるように。
今日のイベントを通して、
改めてその大切さと必要性を感じました!