現場で考える地域の未来報告!

第3回 さともんフォーラム「現場で考えよう地域の未来」

を、8/20(土)篠山市川阪集落で開催しました!


過去2回のさともんフォーラムは、
さともんの設立趣旨や活動報告

といった感じで進めてきたのですが、


今回からは「実際の現場」で
「地域の人の話」に耳を傾け

「地域の人と一緒」に「地域を歩いて」、

地域内外、市内外、県内外の参加者が一堂に会

「その地域(現場)の課題」を共有しながら一緒に考える

というスタイルで進めていきます。


その初回は、篠山市北部、

篠山口駅から車で40分程度かかる、
ひと山超えると京都府、

という立地の川阪集落を会場としました!!!


美しい里地里山の原風景の代名詞とも言えるような場所です。



















本日の参加者全17名の内訳は、

川阪集落 4名
その他篠山市内 7名
市外 4名(含県外1名)で、

特に集落外からの参加者の皆さまには
このような「原風景」が
本当に印象的だったのではないでしょうか。

フォーラム冒頭、
さともん代表からの話もそこそこに、

早速、今回ガイドを務めて下さる

川阪集落の自治会長 山崎義博さま
にバトンタッチしました!!!














山崎さんが地域に住む者として感じられる
川阪の「魅力」と「課題」

そして、将来に向けた率直な想い

を中心にお話ししてくださいました。

私自身は、これまでにも何度か
山崎さんのお話を聞かせていただいたことがありますが、


聞けば聞くほど、
「魅力」は「とびっきりの魅力」に感じるし、
「課題」は「本当に深刻な課題」に感じます。。。

例えば・・・
市内でも珍しい護岸工事が施されていない川は、

水が透き通っていて、たくさんの魚が泳いでいます!


山崎さんの言葉を借りれば、

「川阪で感じられる季節は4+3の7つ」あるのです!

日本人ならば、どことなく懐かしく感じてしまう
原風景があります!!!


しかしその一方で大きな課題が。

この集落には18歳以下の人口が0です。。。


山崎さんがおっしゃられるように

この美しい景観は
「そこに住んで、手入れをする人がいるからこそ維持されてきた」

ものでありながら、

10年後、20年後のその行方に
安易に明るい展望を期待できない・・・

というのが現実的な話です。。。

山崎さんの語りを聞いて、参加者全員が
このような情報共有をした上で、

今度はみんなで集落散策をしました!





























「この場所から見るこの景色が
 一番川阪らしい景色ですっ!」

山崎さんのとっておき情報も教えてくださいました!

















参加者全員が、
集落散策でますます川阪に魅了されたことと思います!


その表れか、散策後の意見交換では、
「川阪の将来」について

建設的な意見が飛び交いました!


主催者として、
このような意見交換が成立すること自体もそうですが、


何より嬉しかったのは、とりわけ集落外の多くの方が

「川阪と何らかの関係を築きたい」
「川阪のために何かしたい」
「川阪の将来について、一緒に考えていきたい」

という想いを抱いてくださったことです!!!



語り手の山崎さん以外にも、
集落内から参加してくださった方々が
積極的に発言してくださったことにも感謝です!
















意見交換の内容の詳細については、
また後日、何らかの形で皆さまにご紹介しますね!


今回のフォーラム・・・

深刻化する地域のために何か協力したい!
という想いを抱いている方々が、

当該地域の方々と直接に出会い、話をする、
そのような場づくりの一助となっていれば

私たちは大変嬉しく思います!

ご参加くださった皆さま、
そして本日のガイドを務めてくださった山崎さん、

本当にありがとうございました!!!!!


さともんでは、このような形でのフォーラムを
これからも継続的に行っていく予定です。

少しでもご興味、ご関心を持ってくださったならば、
ぜひ一度ご参加してみてくださいね!

ガイドブックには掲載されていない、

「現場でしか感じられない」地域の魅力を
ご案内します!

(さともんスタッフ 武中桂)