【小学生と取り組む獣がいプロジェクト】
大山小学校の5、6年生と一緒に大山の特産品のスイカを野生動物から守るプロジェクト。
6月14日に防護柵を設置して(詳細は↓参照)から2週間が経ちました。
https://satomon.jp/jyuugai20210614/
大切に育てているスイカが無事なのか、気が気じゃない毎日です。今日は現地畑に状況確認に行ってきました。
スイカは少し大きくなり始めている段階。
周辺の野生動物の出没状況を把握するために設置している自動撮影カメラを確認してみると、2つ映っている映像がありました。
タヌキと・・・アライグマ?(若干縞もようが確認できるような)
柵の周りまで動物が来ています。
これからスイカが大きくなり、甘く熟してくると狙ってくることでしょう。
さぁ、無事に守れるか・・・いよいよ佳境です!
【これまでの経緯と目指すこと】
大山小学校ではふるさと教育として、5、6年生が地域の特産品である大山スイカの栽培に取り組んでいます。ところが、せっかく栽培しても鳥獣害にあってしまい、なかなか収穫までできない状況になっているとのことです。昨年は全滅だったとか。そこで、こどもたちに収穫の喜び、美味しい大山スイカを味わってもらいたいということで、相談があり、大山小学校と大山振興会と丹波篠山市とさともんの4者で協力して取り組むことになりました。
このプロジェクトでは、以下のことを目指して支援していきます。
①自動撮影カメラを設置して、子どもたち自らどんな野生動物が生息しているか調べてもらう。動物種が判定できるようになる。
②丹波篠山市の獣害の問題や農村の課題を知ってもらう
③簡便かつ安価にスイカを守る方法を小学生自ら実証して、同様に特産品のスイカ被害に困っている地域の方にも紹介できるようにする
④小学生も自ら学び、体験し、地域に貢献する。丹波篠山の「獣がい対策」をPRする(第4回獣がいフォーラムで発表する等)。
小学生にも獣がい対策に関わってもらう良い機会!大山の美味しいスイカをみんなで味わえるように支援していきたいと思います