BB摘花作業とハチ観察会の報告

 今日はさともんブルーベリーオーナー様の限定第2回イベント
「摘花(果)作業とマルハナバチの観察会」でした。
初春に戻ったような肌寒い日でしたが・・・
オーナー様に集まっていただき
まずはご自分のブルーベリーの木の生育状況を確認
こんな風に鉢植えになっています。
futaba cafe & ブルーベリー農園オーナーの
西田さんからお話しを聞きます。
例年は5月上旬頃に花が咲くらしいのですが
今年は花が咲くのが早いらしく
もう開花のピークは過ぎてしまいるのですが
それでも、このようなかわいらしい白い花が咲いていました。
花が落下するのは
ハチや風によって自然受粉した証だということです。
早い木では、このように幼い実が成りはじめています!
このような花や実を
摘花(果)するのが、今日の作業。
なんだかもったいない気がしますが
美味しい大粒のブルーベリーを成らすために
必要な作業です。
でも、小雨が降ってきたので・・・
予定より早めにcafeに入って
ランチ! の前に
午後のマルハナバチ観察会の事前のお勉強です。
さともんの副代表でもある
神戸大学の清野未恵子さんに
ブルーベリーの花の構造と
その蜜を吸いにやってきて、花粉を運んでくれる
マルハナバチの形態や行動の特徴
について解説をしてもらいました。
蜜を吸うマルハナバチの行動を
忠実に再現して説明してくれる清野先生(笑)
口から蜜を吸う舌が飛び出ている

ところをご想像ください。

そして、

マルハナバチは後ろ足に
花粉篭とよばれるものがあって
集めた花粉をここにくっつけて運ぶのだそうです。
そしておまちかねのランチタイム!
futabaランチ 
野菜たっぷりで今日もとても美味しかったです。
美味しいランチを食べている間に
天候も回復してきました。
そして、午後はマルハナバチ観察会!
みんなでブルーベリーに集まってきている
ハチや虫たちの観察をします。
天候が良くなくって飛んでるかなぁ・・・
って心配しましたが
 いました!!
結構いました。
写真は撮れなかったけど、
花粉籠に花粉団子を付けてる
姿も見れました!
そして虫たちも
ミノムシを見たのなんて
子供の頃以来かもしれません。
懐かしい気持ちになりましたが、
これらはブルーベリーのとっては
害虫になります。
ブルーベリー園には
ハチや虫以外のも
スズメやヒヨドリなどの鳥たちも集まってきます。
今の時期は、鳥たちは
これらの害虫たべてくれるので
よい作用をしてくれる益鳥なのですが
ブルーベリーの実が大きくなってくると
今度は鳥たちがその実を食べにやってきます。
ブルーベリー栽培にとっては
害鳥になります。
同じ生き物でも
よい作用をしてくれたり、悪い影響を与えたり
生き物同志の複雑な関係が
興味深いですね。
そして、さいごにおまけのプログラム
田んぼの畦を歩いて行くその目的は・・・
セリ摘みです。
春の七草で有名ですが
摘んだことってあまりないですよね?
田んぼの畦の水分の多いところに
生えるそうです。
みんな畦にしゃがみこんで
摘み取っています。
こんな感じで、摘み取りました。
前にTVで見ましたが、
セリは栄養満点で美肌効果もあるらしく
都会でも人気になってきている
野草だとか。
鍋に入れたりおひたしにしても美味しいらしいです。
さっそく、我が家はおひたしにして
頂きましたが
ちょっとさわやかな香りとほろ苦さが
絶妙でした!
では、また次回のイベントで。
カフェの前の階段の穴から
アマガエルも顔を出していました。
春ですね。
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