【インターンを終えて】
インターンでお世話になりました。滋賀県立大学の吉田創です。
9月から約2ヶ月間の活動参加を通して、農作業や獣がい対策活動などを体験し、篠山の自然の豊かさをたくさん感じました。また、その素晴らしい地域の魅力の存続が人口減少や少子高齢化から深刻な状況になっていることも学びました。
「生き物大好き少年」だった僕は幼い頃にチルドレンズミュージアムに通い、篠山の自然には随分お世話になっていました。今回のインターンでは、野生動物や農業を中心により深く篠山の自然とその魅力について知り、愛着が湧きました。当時はただ目の前の生き物と夢中で触れ合うだけでしたが、その経験がきっかけとなって大学で物質循環という分野を専攻することになりました。また、今回はインターンで再びお世話になりました。幼い頃に遊んだ場所へ学びの一環として10数年越しに戻ってくるのは不思議でしたが、他の参加者の方の様子も含めて篠山には人を惹きつける力があるのかなと感じました。
そして、色んな人との交流や貴重な体験をさせてくれる里山を守っていく必要性を改めて感じました。これまでは環境保全と言えば生き物やその生息場所となる山,川など自然に目が行きがちでしたが、その地域の人々の暮らしと合わさって魅力が生まれるのだと今回のインターン期間で学びました。自然を守る意義を学んだことで、環境保全に貢献したい気持ちがより強くなりました。
また、地域の魅力を次の世代に繋ぐ貢献ができる人間になりたいと思いました。
活動先でお世話になった地域の方やボランティア、そしてさともんスタッフの皆様ありがとうございました。