集落にあまる柿の有効活用企画

さて、この柿を食べたのは誰でしょう?

人ではありません。

犯人は「サル」
サルが柿の実を食べた跡です。


このイベントは
集落にありあまる柿の木の対処を獣害対策として
考えるだけではなく
地域の資源として有効に活用する方法を
地域・都市の方といっしょに考える企画です。

違う目線が交われば、
よいアイデアが生まれるかもしれません。

地域の獣害対策を美味しく・楽しく解決する試みに
あなたも参加しませんか?


◆スケジュール◆

11月23日(祝)

10:00 集合 趣旨説明

10:15 富有柿(甘柿)収穫体験

11:00 吊るし柿(干し柿)づくり体験

12:00 昼食(各自で持参ください)
    地域特産の山の芋の天ぷらが試食できる予定!

13:00 みんなで考えよう 柿の有効活用
    ・柿ってそもそもどんな種類があるの?
    ・どんな食べ方や利用方法がある?
    ・昔はどんなふうに利用していたの?
※地域の柿の木の想い出など聞きながら和やかに話し合います。

15:00 現地解散

◆集合場所★

篠山市矢代集落公民館
駐車場はユニトピアささやま駐車場の一番南側に停めてください。若干名なら篠山口駅からの送迎も可です(お問い合わせください)

◆参加費◆

さともん会員(正会員・サポーター・たべるもん会員)は無料
情報会員 500円、一般の方 1,000円
(小学生以下は無料)
※富有柿・吊るし柿お土産付き
※昼食は各自ご持参ください。

◆参加申込み◆

NPO法人 里地里山問題研究所 事務局
TEL/FAX 079-506-9800   
携帯 080-5580-0496(代表・鈴木)
E-mail info@satomon.jp

参加ご希望の方は
①氏名(参加される方全員分) ②住所 ③連絡先(メール・電話)④年齢(参加される方全員分)
を上記宛先に、11/19までにご連絡ください。

◆動画◆
集落にサルがやってきた!
柿の木がお目当て?
追い払いの様子紹介動画


◆詳しい趣旨説明◆

篠山の山沿いの集落には
柿がたくさんあります。

特に今年は成り年で
たわわに実をつけた柿の木が
集落のいたるところにみられます。

食糧事情がよくなかった
昔は、柿の実は重宝され
多く植栽されました。

実を食べるのはもちろん
干し柿にしたり
柿渋にして利用したり

柿の木が土地の境界
の目印になっていたり

さまざまな用途がありました。

しかし、
今は、収穫する人も少なくなり
きちんと管理されている
柿の木は少なく
放任状態にあるものが少なくありません。

そして、放任された柿の実は
サルはじめ、アライグマ、ハクビシン、タヌキほかさまざまな
野生動物の餌となっている現状があります。

クマも大好物ですね。

篠山ではクマは少ないですが
最近ちらほらと出没情報が寄せられるようになってきています。
今のうちの対策が必要ですね。

集落にありあまる柿の木。

これをどう対処するか
地域の獣害対策上大きな課題となっています。

一方で、本来
柿は地域の魅力的な資源の一つ
のはずです。

地域での利用は限られていますが
都市部からするととても魅力的な存在かもしれません。

そこで

地域にありあまる柿を
もう一度資源として見直し
有効に活用する方法を
地域・都市の方といっしょに考えるイベントを企画しました。

場所は、篠山市矢代集落
ユニトピアささやまがある集落です。

そう、9月に
「サルより先に栗拾い」イベントを行った集落

この集落は
大変獣害対策に熱心に取り組んでおり
今、集落の柿の木対策に取り組まれようとしています。

でも不要だからって
ただただ伐採して終わり
というのも、もったいないですよね?

当日は、参加者に
柿(富有柿)とりや干し柿づくりを体験してもらいながら

地域の方に
柿ってそもそもどんな種類があるの?
どんな食べ方や利用方法がある?
昔はどんなふうに利用していたの?
柿の木の想い出は?

などいろいろ聞きながら、
和やかに話し合いをしたいと思っています。

違う目線が交われば、
よいアイデアが生まれるかもしれません。

地域の獣害対策を美味しく・楽しく解決する試みに
あなたも参加しませんか?

お子さまの参加も大歓迎!
ご家族での
お申込みもお待ちしています!