【矢代里もん発見塾】① 報告

1週間前の天気予報では晴れマークもあったし・・・

数日前に怪しくなってきても
雨は「午後から」的な雰囲気だったにもかかわらず・・・

久々の本気ドシャ降りに見舞われた今日。。。

大雨の中ではありましたが、
お申し込みいただいた全員がお越し下さり、
無事に【矢代里もん発見塾】第1回目を開催することができました!

天候の具合で、
当初の予定を大幅に変更せざるを得ませんでしたが、
集落の公民館内や屋根のある場所をお借りしながら
予定通りにスタートです。

集落の自治会長さんが、今日の流れを説明する中で、
先日、集落のみなさんで掘ってきてくださったタケノコをお披露目!
加えて、サルやイノシシに食べられたタケノコも見せてくださいました。

当初の予定では、午前のプログラムは「春の集落散策」。
でしたが、
地域のみなさんが今日のためにこしらえてくださった
最初のプログラムは、
「焼きタケノコの味比べ」です!

孟宗竹 と 淡竹

いずれも同じ条件で焼き、
味比べをしていただいたり、
「焼きタケノコに合う調味料は?」ということで
定番の醤油・塩、以外にも
特産の「黒豆味噌」や
急遽、庭先でくださった山椒の実など、
様々なお試しができました。
どれも、本当に贅沢な食べ方です!

あ! もちろん、
タケノコを切って、ホイルに巻いていただく作業も
今日のイベントの一環として、ご参加の皆様にお願いしました。
皆様、今日でタケノコの扱いはマスターされたことと思います!

お子様たちが気に入って、
たくさん召し上がってくださった光景には
少しの驚きと大きな喜びを覚えました。

満足した子どもたちは、少しの間、
臨時開催されたサルの追い払い体験会。

そうこうしている内に、、、
もち米が炊き上がり、餅がつき終わり、
当初は午後に予定していたヨモギ餅づくりが
次なるプログラム!

5月1日に、本日ご参加のうちの数名+地域のみなさん+私で
準備作業を行った際に摘んできたヨモギを
地域のお母さんたちが下処理し、保存してくださっており、
それを使ったヨモギ餅!
中に入れるあんこも、お母さんたちが炊いてくださったもの!

お餅を丸める作業は、
子どもも大人も、お母さんたちにレクチャーしてもらいながら
とっても楽しんでいただけた様子でした!!!
「難しい〜」
と言いながら数を重ねるごとに上手になる方、
「懐かしい〜子どもの頃、おばあちゃんと一緒にやったの!」
と言いながら見事な手さばきを見せる方・・・

お母さんたちのレクチャーを聞く前に、
お餅が好きすぎて張り切ると・・・
こんなことになってしまいます。。

(ちなみに我が家の息子です・・・
この状態でも「美味しすぎるー♡」と喜んでいました。。笑)

お餅の試食をした後は、
少し腹ごなしで、公民館の周りのお散歩です。

田植えが終わっていたり、まだだったり。
水を張った田んぼの中にいるカエルやアメンボが気になる子どもたち。
植える前の苗を見て、田植え事情が気になる大人たち。
「子どもの頃は手で植えていた」という地域の皆さんのお話も伺いました。

雨が激しくなってきたところで公民館に戻ると、
お母さんたちはお昼ご飯の最終準備の真っ最中。

・タケノコご飯
・セリのごま味噌和え
・大根のビール漬け
・昆布の佃煮
・黒豆味噌を使ったお味噌汁

全員で、大変美味しくいただきました!!!

今日のメニューの作り方が気になる参加者の方は、
自らお母さんたちの元へ!
こういうコミュニケーションの誕生も、
集落でのイベントの醍醐味であり意義でもあります!
まさに「都市 × 農村」交流の一幕ですね。

その他・・・
食後のデザート(!?笑)には
焼き芋もいただきました!

と、なんだか食べてばかりのイベントな気もしますが、
雨のせいで(雨のおかげで?)
今回は『食べる』という切り口から、
地域を感じていただく機会になったかな、と思います。

同集落には、小学生が1名・・・
そこへ今日はたくさんの子どもたちの参加もありました。
賑やかな子どもたちの声に
「静かにして!!」という親の反面、
「子どもの声がキャッキャ聞こえるのはいいね〜!」
とお話されている地域のみなさん。

普段、都市部に住んでいることから
「こういう場所に連れてこられるだけでも嬉しい」
とおっしゃられる参加者の皆様。

双方の想いが合致したとき、そこには
素晴らしいコミュニケーションやプログラムが生まれる
と思います。

それを繰り返すことで、
地域を元気にする一翼を担うことができれば・・・
という想いのもと、
【矢代里もん発見塾】第2回目は7月の開催を予定しています!

また詳細が決まりましたら、
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など、順次していきますね!