獣がい対策担い手研修会報告


『獣がい対策の多様な担い手研修会』第2回

「放任果樹問題をみんなで考えよう」というタイトルで、清野未恵子(神戸大学)から話題提供をしたのち、「これからの柿の利活用」をテーマに、グループに別れて話し合いをしました。

話題提供では、主に柿酢を用いた柿の有効活用についての話が中心でした。
グループワークは、篠山市内の高校生(東雲高校・鳳鳴高校)や、大学生、地域の方、行政職員、篠山市外からの獣がい対策に興味をもってくださった方々が、3つのグループに分かれて行いました。





1つ目の班は、「柿ラボ」を立ち上げ、「アート部・ツーリズム部・柿ヒストリー部・レシピ開発部・バイオ利用部・ケミカル部」に分かれて、様々なアイデアを検討する、という話にまとまったようです。
2つ目の班は、柿の文化的利用(染物や食に関するアイデア)が出つつ、「猿のカッキー」というゆるきゃらを用いて、現在の柿をめぐる問題をストーリーにし、絵本にするなどのアイデアにまとまったようです。
3つ目の班は、柿の木の管理体制をしっかりする必要があるという前提のもと、篠山市内のカフェで新たな柿スィーツを扱ってもらえるようスィーツ案を考える、というアイデアにまとまっていました。女子高生に人気の「ロールアイス」に柿を使ってみてはどうかというアイデアは、私には思いつきもしませんでした。


こういった形ででたアイデアを、現実のものへと近づけていくために、次回以降もグループワークが続く予定です。一緒に、柿の有効活用と、それらを通じた地域の獣がい対策を考えていきましょう!

次回は9月23日(日)13:30〜@四季の森生涯学習センター東館(1番最初の会場に戻ります)です。
最初に鈴木克哉(さともん代表理事)からの話題提供があります。どうぞお楽しみに~~^^

(清野未恵子)